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2016年4月発行 vol.193
この人と1時間 朗読家 竹元 まき子さん
「これが、これが、これが、恋…」。約三百前の元禄時代、大坂(大阪)で起きた心中事件を近松門左衛門が人形浄瑠璃として舞台に上げた「曾根崎心中」。その脚本を直木賞作家の角田光代さんが翻案した小説に朗読家の竹元まき子さん(66)が触発され、台本を書き、愛知県芸術劇場などで朗読劇として公演している。「浄瑠璃でも芝居でも映画でもない、朗読でしか表現できない言葉の世界」。遊女お初など“竹元ワールド”はシニアを中心に喝采を浴びている。
2016年04月16日
2016年5月号が5月21日(土)に発行になりました。 次号2016年6月号は6月18日(土)発行です。 名古屋市全域の方・東海地区の皆様は、お楽しみに! ※媒体資料、見本紙のお問い合わせもお気軽にどうぞ。
「楽しい熟年生活のお供に!」 元気に明るく“第二の人生”を送る人たちを応援する「熟年世代のニュースペーパー」 「生き生き」「活動的」「若々しい」…。こんな言葉がぴったりの元気な熟年世代に向けて、旅・食・健康・介護など、さまざまな話題や情報を発信。どの記事も読み応え十分です。
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発行エリア
- 愛知県 名古屋市全域.
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カテゴリー
- 専門誌・情報誌 タウン誌.
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発行スケジュール
- 月刊 毎月第3土曜日.
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発行部数
- 539250部.
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創刊日
- 2000年04月.
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ターゲット層
- シニア世代.
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配布方法
- 中日新聞折り込み.
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発行元
- 株式会社中日BB.
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住所
- 愛知県名古屋市中区栄2-11-30 セントラルビル5F.
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TEL
- 052-218-3332.
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URL 1
- http://www.chunichi-bb.co.jp/service/plan/roos.html.
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URL 2
- http://www.media-brain.co.jp/roos/.
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URL 3
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2016年3月発行 vol.192
この人と1時間 神経内科医日本女医会会長 山本 纊子さん「神経内科」。藤田保健衛生大学神経内科の初代教授で、並木病院(天白区)の山本纊子院長(72)は、現在も外来で診察を受け持ち、丁寧で的確な診察は若手医師からも目標とされる。神経内科は、難病患者も多く、脊髄小脳変性症で二十八年前に亡くなった「1 リットルの涙」の木藤亜也さんの主治医でもあった。長年、患者と向き合い続ける山本さんに話を聞いた。
2016年03月19日
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2016年2月発行 vol.191
この人と1時間 元プロ野球選手野球解説者 山本 昌さん 昨年、三十二年間に及ぶ中日ドラゴンズ一筋の現役生活に別れを告げ、惜しまれつつ引退した山本昌さん。キャリア晩年は「レジェンド」「中年の星」としても注目を集めたかつての大エースは、その必死に野球と向き合う真摯な姿が、ファンのみならず多くの人に勇気と感動を与えた。そんな昌さんにこれまでの野球人生を振り返っていただき、今後の人生プランについて伺った。
2016年02月20日
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2016年1月発行 vol.190
この人と1時間 トヨタホームリフォーム社長 井原 明さん 本紙に「出会ったひとびと」(2面)を連載中の下重暁子さんのエッセー「持たない暮らし」は、シンプルに生きる喜びや本当のぜいたくがあふれる本。人、モノを大切に生かす暮らし方に、共感を覚える人は多い。住み慣れた郊外の一軒家を売却し、都心の中古マンションをリフォームし、住み替えるシニアも増えている。大名古屋ビルヂングに三月、ショールームをオープンするトヨタホームリフォームの井原明社長(61)に最新リフォーム事情を聞いた。
2016年01月16日
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2015年12月発行 vol.189
この人と1時間 国立長寿医療研究センター先端診療部長 松井 康素さん足腰の衰えで歩行などが難しくなる「ロコモティブシンドローム(運動器症候群、略称ロコモ)」。今年四月の調査では、ロコモという言葉を聞いたことがあるという「認知」が44・4%と、三年前の17・3%に比べてその認知度は約二・五倍にアップしている。本紙に三月まで、『「ロコモ」をとめよう』を足かけ五年にわたり連載した松井康素・国立長寿医療研究センター先端診療部長(57)に、予防の具体策などを聞いた。
2015年12月19日
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2015年11月発行 vol.188
この人と1時間 ピアニスト 佐々木 伃利子さん テレビやラジオの自分の番組で、三百人以上の各界トップらと話してきた熟達のピアニスト、佐々木伃利子さん。対談の名手に取材していると、「これがコミュニケーションの極意」と、その絶妙の間に感服した。が、これは〈裏芸〉の話。ピアノへの姿勢は、やはり厳しい。十二月の記念コンサートの副題は「未来へのKISEKI」。「これまでの軌跡が奇跡につながるように」の意味を込めた。いつまでも挑戦者である。
2015年11月21日
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2015年9月発行 vol.186
この人と1時間 俳優 多田木 亮佑さん 舞台は二間(約三・六メートル)四方、客席約50。飲食自由。前の席は足を投げ出して観劇できる。ナゴヤイケシタ☆シアタームーン(千種区池下)はマンションの一室を改造した小劇場。8月から、風刺の効いた「大統領誕生」(作・北村想)を8カ月連続でロングラン公演している。シアタームーンを主宰するのは俳優の多田木亮佑さん(56)。シニア劇団「子子孫孫(ししそんそん)」は2年前に旗揚げ公演した。芝居への熱い思いを聞いた。
2015年09月19日
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2015年8月発行 vol.185
この人と1時間 フリーアナウンサー(元CBC)小堀 勝啓さん 元CBC テレビアナウンサーの小堀勝啓さん(65)を取材したのは6月26日。ちょうど小堀さんの65歳の誕生日だった。「ほら、これが敬老手帳。もういただきました」。フットワーク軽く、写真撮影のリクエストにも即対応、長年勤めた局内を連れ回してくれた。「これからはフリーアナウンサー」。きょうで一区切りですか?と尋ねると、「区切りつけたことないんですよ。成人式も還暦も、ツルッと過ぎました」
2015年08月15日
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2015年7月発行 vol.184
この人と1時間 大同大学学長 澤岡 昭さん 地上から約400キロメートル上空にある国際宇宙ステーション(ISS)。十五カ国で運用しており、7月23日には、日本の油井亀美也さん(45)ら三人の宇宙飛行士がロシアのソユーズ宇宙船で向かう。ISSの日本の実験棟が「きぼう」。その〈利用研究総括〉が大同大学の澤岡昭学長(76)だ。快活、冗舌、食いしん坊。とても喜寿には見えない。夢を聞いたら、「80歳で宇宙飛行士になる!」。
2015年07月18日
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2015年4月発行 vol.181
この人と1時間 公益社団法人 日中友好協会理事長 岡﨑 温さん 近年、厳しい局面が続く日中関係だが、こういう状況のときだからこそ民間交流の重要性があらためてクローズアップされている。昨年六月、日中友好協会の新理事長に就任した岡﨑温氏は、国交正常化以前から両国の懸け橋役を担ってきた交流事業の第一人者だ。中国での日々や、日中交流に寄せる思いなどについてお聞きした。
2015年05月16日
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2015年4月発行 vol.181
この人と1時間 歴史学者・中京大学教授 小川 和也さん 江戸城内で起きた大老暗殺事件、そこに潜む謎に挑み、真相に迫る。歴史学者で中京大学文学部歴史文化学科教授の小川和也氏(50)の著作「儒学殺人事件―堀田正俊と徳川綱吉」(講談社)が第三十六回サントリー学芸賞(社会・風俗部門)を受賞した。「よく調べている。おもしろいね」と評された作品。小川氏が、事件に着目した経緯、謎解明の過程、知りえた真相、今を生きる人々への教訓などについて聞いた。
2015年04月17日
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2015年3月発行 vol.180
この人と1時間 花桃植樹プロジェクト代表 加藤 広明さん 赤、白、ピンクの三色の花が美しいハナモモ数千本が四月中旬、南信州に咲き始める。一帯のハナモモは「日本の電力王」「名古屋発展の父」、福沢桃介が大正期にドイツから苗木を持ち帰り、戦後、生きて帰った特攻隊員らが種子を拾い植樹、広がっていった。この特攻隊員らと知り合い、その話に感動した旅行会社代表、加藤広明さん(48)(愛知県扶桑町)は、苗木を自宅などに植えてもらい先人の功、平和の尊さを後世にと今春、「花桃植樹プロジェクト」を始めた。
2015年03月21日
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2015年2月発行vol.179
この人と1時間 「日本介助犬協会事務局長 高柳 友子さん」 手足の不自由な人を助ける介助犬。社会福祉法人・日本介助犬協会事務局長で医学博士の高柳友子さんは、日本における介助犬の育成と普及のための活動を長年にわたって続けている。介助犬をライフワークとしている高柳さんに、介助犬の大切さと日本の現状をお聞きした。
2015年02月21日
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2015年1月発行vol.178
この人と1時間 「昭和女子大学学長 坂東 真理子さん」 女性が輝く社会へ。2020年までに指導的地位の30%を女性に―さまざまな場面で女性の登用に関心が高まっている。そんな時代風潮に先駆けて〝女性のあり方〟を説いたのが『女性の品格』。著者の坂東真理子さん(68)は、霞が関から大学キャンパスに転進、学長として日々女子大生に向き合う。自身も二女の母だ。次世代の女性にエールを送る論客に、グローバル時代に求められる女性像と、あわせて「男性の品格」についても聞いた。
2015年01月17日
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2014年12月発行vol.177
この人と1時間 「同朋大学学長 浅野 玄誠さん」 同朋大学は浄土真宗の開祖、親鸞の仏教精神を建学の礎とする。浅野玄誠学長(59)も真宗大谷派の僧侶である。学部は文学部と社会福祉学部の二つ、学生数は約1100人の小規模大学だ。日本の18歳人口は2018年ごろから減少期に入り、小規模大学の舵取りはいっそう難しくなる。浅野学長に、親鸞の絵がかかる学長室で胸の内を尋ねた。100キロを超える巨き ょ躯く を揺らし、大学教育への強い信念を語り始めた。迫力がある。
2014年12月20日
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2014年11月発行vol.176
この人と1時間 「日本酒コンサルタント 大倉鎮夫さん」 晩秋、すっきりした辛口の熱あつかん燗 が五臓六腑(ろっぷ)に染み渡る。大倉鎮夫さん( 77)は愛知県の食品工業技術センターで約四十年間、日本酒の研究・審査、蔵元指導を行い、現場に強い技術者として蔵元や杜と うじ氏に信頼された。退職後も老舗蔵元の企画室長の傍ら、大学では「日本酒と文化」を講義し、本紙の読者会員クラブ、ローズ倶楽部では人気の「蔵元巡り」の案内人を務めるなど日本酒一筋の人生。趣味は「盃さかずき片手に酒文化を語ること」だ。
2014年11月15日
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2014年10月発行vol.175
この人と1時間 「オペラ歌手 べー・チェチョさん」 オペラの本場ヨーロッパで活躍、テノールの「リリコ・スピント」(輝かしく強靭な声)の持ち主と称賛されていた韓国出身のオペラ歌手、べー・チェチョルさん(45)。ところが、甲状腺がんに侵され手術、声を失ってしまう。失意のソリストに手を差し伸べ支援したのが日本人関係者。再生手術に成功、会話や歌声が奇跡的に回復した。実話をもとにした映画「ザ・テノール 真実の物語」の公開を機に来日したべーさんに〝絶望の日々と再起の喜び〟を聞いた。
2014年10月18日
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2014年9月発行vol.174
この人と1時間 「人形愛好家 石川 知子さん」 昭和初期に日米友好の思いを託されて米国に渡った「答礼人形」のうちの一つで行方不明だった「ミス愛知」が見つかった。米国内の日本人形の持ち主から「ミス愛知」ではないかとの確認依頼を受けた石川知子さん=日本人形玩具学会会員、名古屋市瑞穂区在住=が渡米前の写真を見つけ出し、これが決め手となった。石川さんに発見の喜びや人形に寄せる思いを聞いた。
2014年09月24日
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2014年8月発行vol.173
この人と1時間 「宗家花火「鍵屋」当主 天野 安喜子さん」 夏の風物詩といえば花火。花火大会の会場に飛び交う「たまや、かぎや」という掛け声がいっそう趣を添えるが、その「鍵屋」は江戸時代から続く老舗中の老舗。2000年に十五代目当主を襲名した天野安喜子さんは、初の女性当主として注目を集めた。憧れの存在だった十四代目の父の背中を追ううち、花火の魅力に憑(つ)かれ、理想の「作品」づくりに意欲を燃やしている。
2014年08月16日
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2014年7月発行vol.172
この人と1時間 「梅村学園・中京大学 理事長 梅村 清英さん」「学術とスポーツの真剣味の殿堂たれ」を建学の精神とする中京大学が今年、開学六十周年を迎えた。1954年、産声は商科の短期大学。時を経て今では11学部、大学院11研究科を擁する総合大学として評価を高めている。節目の年に次代の教育を見据えて策定した長期計画「NEXT10」を推進する。中部の私大として名実ともナンバーワンを目指す具体策は何か。
13000人余が学ぶ中京大学、その母体である梅村学園の若きリーダー、梅村清英理事長(45)に聞いた。
2014年07月19日
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2014年5月発行vol.170
この人と1時間 「歌手、元大関 歌手、元大関さん」 昨年十一月場所を最後に、相撲界を定年退職し歌手として第二の人生を歩んでいる。元大関の増位山太志郎さん、六十五歳。
力士のころから「そんな夕子にほれました」など、数々の大ヒット曲を飛ばしてきた。「好きな歌」とはいえ、相撲と歌手の両立を見事にやり遂げたのはこの人以外にはない。あれから四十年…。「夕子」が東京・深川門前仲町にお店を構えて戻ってきた。今、新曲がヒットを続けている。そんな歌手増位山さんは、「自分が一生懸命に取り組めるものを見つけてほしい」と、団塊世代に熱く語った。
2014年06月21日
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2014年5月発行vol.170
この人と1時間 「映画評論家 渡辺 祥子さん」 テレビ・ラジオや新聞・雑誌で映画解説、さらには大学講師でも活躍する映画評論家・渡辺祥子さん。毎年、ニューヨークに出かけて、ブロードウェーで映画・演劇観賞、美術館めぐりで今のアメリカ文化の匂いを感じて来る。かれこれ、ニューヨーク通いも四十年。八十六回アカデミー賞では実話を基に過酷な奴隷制度を描いた「それでも夜は明ける」が作品賞などを受賞した。その結果を評論してもらうとともに渡辺さんの映画人生を聞いた。
2014年05月17日
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2014年4月発行vol.169
この人と1時間「小説家・詩人 稲葉 真弓さん」 「その春、私は半島に来た。・・・たった一人でもう一度人生を始めるために」―都会の生活に疲れた女性の孤独と、自然に恵まれた半島での暮らしを細密につづった新作『半島へ』は、谷崎潤一郎賞を受賞するなど高い評価を受ける。著者の稲葉真弓さん(64)は、詩人であり小説家、そして大学教授も務め多忙な日々だ。純文学の道を歩み四十年余、生きることは何かの原点に向き合い、女性として自身の軌跡に重なる人間の姿を書き続けたいと意欲を示す作家の思いを聞いた。
2014年04月19日
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2014年3月発行vol.168
この人と1時間「名古屋ボストン美術館 館長 馬場 駿吉さん」日本の美術・工芸品コレクションで世界的に知られる米ボストン美術館と姉妹館契約を結んで十五年を迎えた名古屋ボストン美術館。名古屋市立大病院の院長も務めた馬場駿吉さん(81)は、館長に就任して七年になる。明治維新後に海外流出した浮世絵や工芸品などの故国里帰り公開を積極的に進める一方、地元作家の発掘など新しい取り組みに意欲を燃やす。「北斎展」を開催中の館内で美術館への思いを聞いた。
2014年03月15日
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2014年2月発行vol.167
この人と1時間「和太鼓師 國分 入道光雲さん」「敬老会に招かれ太鼓を叩いたら、おばあさんが涙を流して『ありがとう、本当に元気が出た』と手を握ってきて。三十五歳のとき、以来のめり込みました」。國分入道光雲さん(48)は和太鼓のプロ。主宰する「転輪太鼓」(愛知県春日井市)では、子供チームが太鼓コンテストで日本一に輝いた。國分さんに「人を繋ぐ、不思議な力を持つ」和太鼓の魅力を語ってもらった。
2014年02月15日
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2014年1月発行vol.166
この人と1時間「日本画家 堀 文子さん」「木立に囲まれた我が家の庭には毎年、花や雑草が咲きます。このような“名もなきものたち”を表舞台に出してあげたいから絵を描くのです」。草花を慈しむように静かに自身の絵を語る日本画家・堀文子さんは、大正生まれの九十五歳。皇居に近い麹町で育ち激動の大正、昭和そして平成へと三つの時代を生き、なお新作に向き合う画家の「魂」に迫った。
2014年01月18日
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2013年12月発行vol.165
この人と1時間「医師 大塚 宣夫さん」この病院で眠りに就いた“打撃の神様”元巨人の川上哲治さんが自ら望んだ食事は、ウナギとソバだった。よみうりランド慶友病院(東京都稲城市)を経営する医療法人社団・慶友会の大塚宣夫会長(71)は「高齢者の病院は最晩年を居心地よく過ごせる家でありたい」という。出発点は、自分の親を安心して託せる病院づくりにあった。
2013年12月21日
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2013年11月発行vol.164
この人と1時間「男子ハンマー投げ アジアの鉄人 室伏 重信さん」二〇二〇年東京五輪開催が決まり、スポーツ界も明確な目標を持って動き出した。陸上男子ハンマー投げで数々の金字塔を打ち立て「アジアの鉄人」とうたわれた室伏重信さん(68)=中京大学名誉教授、陸上部顧問=もその一人。長男の広治さん(39)=アテネ五輪金メダリスト=、長女の由佳さん(36)=同五輪日本代表=ら選手の育成にも卓越した手腕を発揮してきた実績を踏まえ、技術論、素質論、指導論、そして東京五輪への展望を聞いた。
2013年11月16日
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2013年10月発行vol.163
この人と1時間「ハーブ研究家 ベニシアさん」京都・大原にある築百年の古民家で、英国貴族出身のハーブ研究家、ベニシア・スタンリー・スミスさんは、手作りの庭でオーガニックにこだわったハーブ作りを実践中だ。十九歳で祖国を旅立ち放浪の後、日本にたどり着いた。結婚と離婚、シングルマザーの苦闘を体験し、ガーデニングには英国と日本を融合させた独自の美感覚を持つ。来日して四十三年、大原に住み着き十七年。“終の棲家”を見つけた彼女のドキュメンタリー映画が公開されている。
2013年10月19日
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2013年9月発行vol.162
この人と1時間「グラフィックデザイナー 高北 幸矢さん」国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2013」が今、名古屋を中心に開かれている。三年に一度開かれるアートの祭典だ。名古屋のデザイン界をリードしてきたグラフィックデザイナー高北幸矢さん(63)は昨春、名古屋造形大学の学長職を辞し自由の立場で創作に意欲を燃やし、トリエンナーレには並行企画として参加している。作品の発表などを通じ「愛知・名古屋の芸術文化発展に寄与したい」という、アーティストの熱い思いを聞いた。
2013年09月21日
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2013年8月発行vol.161
この人と1時間「俳人 伊藤敬子さん」足がむくむ、しびれる、痛いなどの症状の原因が血管にあり、ほっておけば命取りになる場合もあるー。本紙の健康のページで一年間連載した「丈夫な血管 長生きのもと」。担当した名古屋第一赤十字病院(名古屋市中村区)の錦見尚道血管外科部長(57)の素顔に迫った。
2013年08月17日
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2013年7月発行vol.160
この人と1時間「俳人 伊藤敬子さん」高校時代に初めて俳句に出合い、十七音の〝ことば〟を紡いで六十年余。俳人・伊藤敬子さん(78)は、主宰する機関誌『笹』の編集・発行、執筆、俳句教室、講演、放送などに加え俳人協会愛知県支部長として多忙の日々を送る。年齢を感じさせない旺盛な活動意欲は、自身が詠む句にも輝きを見せる。俳句の魅力、女の一生とも重なる俳句人生を聞いた。
2013年07月20日
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2013年6月発行vol.159
この人に聞く 「『自然塾』を主宰」カヌーに魅せられ全国の清流や激流、海辺を訪ねる旅を続けて二十年余。名古屋出身の東京大学名誉教授・月尾嘉男さん(71)は「川下りをしながら見上げる岸辺の景観には、地上では見られない新たな発見がある」と、カヌー紀行を楽しそうに話す。訪れた先々では地域の仲間と一緒に「自然塾」を開き、環境保護の大切さを説き、文化などを話し合う草の根の活動を続けている。
2013年06月16日
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2013年5月発行vol.158
この人に聞く「男の手料理」「食べることが大好きな人、包丁を持ったことがない人…、あなたも参加しませんか」――。
天白生涯学習センターで月一回開かれている男性料理塾「板前塾」は、エプロン姿のシニアが朝から料理室に集まり、独特の熱気。主宰の太田征樹さん(72)に人気の秘密を尋ねたら、「肩ひじはらないところかな」。
2013年05月18日
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2013年4月発行vol.157
この人に聞く「東山の森を歩く」「武蔵野に散歩する人は、道に迷うことを苦にしてはならない」――。千種区の橋本幸太郎さん(72)の愛読書は国木田独歩の「武蔵野」。名作が描くような詩趣あふれる風景美に出合いたいと毎日のように自宅近くの「なごや東山の森」を逍遥、なだらかな丘陵の大半が樹林で覆われる「里山」を慈しんでいる。
2013年04月20日
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2013年3月発行vol.156
この人に聞く「心の古里づくり 二週間は移住を」旅でも移住でもない二週間程度の中期滞在(ミッドステイ)を提唱す「MID☆STAY倶楽部」。中部ニュービジネス協議会(CNB)メンバーの山本英次さん(64)が中心となって七年前に立ち上げ、時代にマッチしたシニアのライフスタイルを提案・紹介している。山本さんに<ミッドステイ哲学>を聞いた。
2013年03月16日
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2013年2月発行vol.155
この人に聞く 「理想の学園とは 輝く教育目指す」学力低下、いじめ、不登校…。日本の教育の危機が叫ばれて久しい。全国から不登校児らを受け入れている学校法人「どんぐり向方学園」、校舎は長野の山あいにある。学園長の中野昌俊さん(69)は、もともとは名古屋で老化や脳を研究していた学者だ。教育界に一石を投じる中野さんに思いを聞いた。
2013年02月16日
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2013年1月発行vol.154
この人に聞く「信頼をベースに らしい生き方を」 「障害者や高齢者が人生を諦めず、 日常生活をいきいき、 笑顔で過ごしてほしい」。 野村敬子さん(51)は介護福祉士、 社会福祉士、 介護支援専門員などの資格を持ち、 長く介護現場で、 体にどこか不自由を感じる人たちと真正面から向き合ってきた。 提唱する「介護する人・される人が、お互いハッピーになれる」介護術とは。
2013年01月19日
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2015年10月発行 vol.187
この人と1時間 北海道厚沢部町長 渋田 正己さん北海道厚沢部町は函館から車で一時間半。道南西部にある田舎まちで、メークイン発祥の地として知られる。人口は1960年の10,651人をピークに年々減少し、4,184人(7月末)。ところが、「世界一素敵な過疎の町」を標ひょうぼう榜し、「食べ物はおいしく、人情は厚く、比較的温暖。ぜひどうぞ」と明るく、前向きだ。世はまさに「地方創生」の時代。渋田正己町長(72)が語る「厚沢部創生」の道に、そのヒントがありそうだ。
2005年10月17日